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移民と売春婦に囲まれて過ごした日々
〜ドミニカ共和国再訪記2003〜
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◆7日目 ADIOS SOSUA!(さようならソスア)
朝起きて、南のボカ・チカへ移動。
空港からも近いので、ドミニカさいごの夜を再びこの町で過ごすことにした。
ソスアに来てから毎日通っていたインターネット・カフェにいって、
みんなにお別れのあいさつ。
ニカウリ、アニータはいつもどおり底抜けに明るい。彼女たちは自分よりも
10くらい年下なのに面白いアジア人だと思われたのか、すぐ友だちになった。
この人たちは、この町でまともに話の通じる数少ないドミニカ人だ。
もっと早くから出会っていれば面白かったのに・・・。
>>ドミニカで大学に行ける人はまちがいなくエリート。
こっちにきてから1週間。最近どうやってウザイ現地人の相手をすればいいのか
わかってきた。最初来たときはとにかくウザイので無視していたが、
どうやら正面切って無視ってのもあまりよくないらしい。
きっぱり堂々とした態度で「NO GRACIAS(いいえ、結構です)」
といえば相手も大人として接してくれる。
外国にいるとむやみやたらに笑顔を振りまくのはよくないというのが
いままでの経験で学んだことだが、この国では他の外国人も普通に笑顔。
ドミニカでは「愛想のよさ」というのは、意外に大切らしい。
ドミニカではバスに乗るとき、まわりの人たちに「おはよう」と
一言いってから入る。こういうところを忘れてしまうと、愛想の悪い
ヤローだと思われてしまう。
>>ドミニカ人はバスにのるとき一言あいさつしてから乗る。
夕方、キャッシングするためにボカ・チカ1の高級リゾートホテル、
ハマカのなかに行った(ドミニカで唯一の5つ星ホテルだ)。
ここに来るのは、実に5年ぶり。
フロアに入って、その豪華さぶりにドギモを抜かれた。
なんなんだ、この高級ホテルは・・・。
今まで自分が泊まっていたホテルとは雲泥の差(って値段を比べたら
当然だけど)。5年前にドミニカに来たときは何も意識してなかったが、
こんなところにかつて自分が普通に泊まっていたなんて信じられない。
思わず懐かしくなって、カジノ、プライベート・ビーチ、レストランなどを
歩き回った。
>>高級リゾートホテルの中には、外の世界から閉ざされた
観光客のためだけの空間がある。
夜は、そのままホテル・ハマカのディスコテカ(クラブ)へ。
入場料10ドルはありえないほど高いが、売春婦フリーという話なので
(ようするに彼女たちは「入場お断り」ということ)、ちょっと楽しみ。
彼女たちがいると、クラブは踊り場ではなくなってしまうから。
フロアは狭いが、メレンゲ、サルサ、テクノ、ヒップホップ、バチャータ、
となんでもありで、0時を過ぎたばかりというのにすでにかなり混んでいた。
白人女性目当てのドミニカ人男が多いのはともかくとして、
たしかに貧乏人泣かせの10ドルを取ってるだけあって、雰囲気は
悪くない。ドミニカ人のダンスの実力を見てやろうと思ったが、あまりにも
インチキ外国人が多すぎてよくわからない。
昔来たときは、もっとドミニカ人はメレンゲがうまかったような気がするが、
まあいいっか。残念ながらあまりキラっと光るダンスはあまり見れなかった。
ひょっとしてパートナーが外国人だったりするからかも。
クラブは飲み放題だったので、カウンターは人でごったがえし。
オーダーをとってもらうのに10分くらいかかる。これじゃ「飲み放題」と
いってもほとんどイミがない。
カウンターのテーブルに腕をのせて、注文取りにくるのを待っていたら、
突然、後ろから手が伸びてきて使い終わったグラスをウェイターが
テーブルにガシャーんと置いた。
ぱりーん。
その瞬間グラスが割れた。
小さいガラスの破片が突風のように自分の頬を横切った。
(またか・・・)
とんだガラスの破片で腕から血が出てきた。服もガラスの破片でいっぱいだ。
ハマカはたっぷりお金をもっていそうなので、慰謝料でも請求しようかと
思ったが、べつに体のなかにガラスも残ってなさそうだったのでやめた。
まったくついてない。というか、こればっかりはどんなに注意しても防ぎようがない。
ドミニカは本当に何がおこるかわからない。
>>ドミニカ人は自分たちがサルサを踊れないことを自覚している。
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